劇場版アイアムアヒーロー観にいきました!&プチ感想

個人的にはほぼ文句無しの出来でした!








と言う訳で、タイトルの通り公開から少し時間が経ちましたが劇場版アイアムアヒーロー観にいきました。

まず一言、ストレートに面白かった!!!!!


昨今の漫画原作の映像化作品は例は挙げませんが
これは本当に必要なの?と首を傾げたくなる設定を追加したり、あるいは変更したりとやりたい放題の作品が多かったですが
今作にはそれはありませんでした。

この時点で僕は拍手をしたいですね。
勿論上映時間140分の短い時間なので、一部ストーリーや登場人物をカット(後述)する場面はありましたが
アイアムアヒーローという作品の魅力、ゾンビ作品としての魅力を見事両立出来ていたと感じました。

確かスピリッツ誌上のインタビューでもそのような旨の発言をしているのをチラッと見たので
おそらく製作側も相当意識していたものだと思われます。
とりあえず映画化しとけ、みたいな作品が多い中
このような高い意識を持って作られるのはファンにとっては嬉しい限りですよね。



以下は僕個人として特に良かった点とちょっと残念だった点をピックアップ。
ガッツリネタバレになるのでまだ観てないよ、という方は注意。
一応原作ファン視点での感想です。




良かった点

ZQNグロすぎ
これは正直ビックリしました。
所詮チープな出来なんだろうな、と高をくくって観てたら
ZQNへの発症シーンとかは原作以上にグロく作られててぶっちゃけちょっとビビった(

ゾンビ映画全体で見渡しても中々のグロさだと思います。
これでR-15なのかぁ…(笑)
漫画版をスラスラ読める人なら気にならないかもですが、そうでない人はちょっと気をつけたほうが良いかも。

大泉洋
これもまたまたビックリでした。
最初にキャストが発表された時は正直「似合わんだろ」と思ったものですが
いざふたを開けてみるとラストの覚醒シーンは勿論、それまでのダメダメ人間っぷりもよく演じられてました。
まぁ、それでもちょっとかっこ良すぎかな?(笑)

ラストの寂寥感
アウトレットモール編の見所といえば住人同士の権力争いや英雄覚醒などがありますが
個人的に一番好きなのは最後の回なんですよね。
人として死ねたブライ、ZQNとなって徘徊する黒沢くん、手を掲げるZQN、荒木の最期、残された少年…

映画版ではこれらは全てカットされてしまっている訳なんですが
その代わりに高飛びZQNによってZQN化した上の住人が車で脱出する英雄達を見下ろすシーンが追加されました。
ほんの数秒の描写なんですけど、これが何かすごい印象に残ってるんですよね。

アウトレットモールに入った時に上の住人が下のZQNを見下ろすシーンがありましたがそれの対比なんでしょうかね?
原作と全然違うのにそれと同じ雰囲気をきちんと作り上げているのは素晴らしいの一言です!

サンゴ覚醒
英雄達がかっこよく演じられるのは当たり前ですが、まさかこいつが株を上げてくるとは思いませんでした。
いややっていること自体は原作同様軽薄なんですけどね(
ただもう一人のリーダーである伊浦がかなり残念な人になってしまった(後述)ので相対的に評価が上がりました。

個人的にはこいつのようなコウモリ野郎は嫌いじゃありませんw
少なくともゴミのように死んでいった原作よりは優遇されているのは間違いないでしょう。

戦闘シーン
最後の最後に大量のZQNとの戦闘があるのですがそれがまたかっこいい。
英雄の銃撃シーンなんかはまるで自分がシューティングゲームで大量キルをしたかのような爽快感がありますし
それに加勢して暴れまわるサンゴや藪さんやアベさんもかっこよし。



次に微妙と感じた点を。
あくまで個人的意見ですので適当に読み流してください(

比呂美の空気化
映画を観ててこれが一番気になりましたね。
勿論前半はきちんとヒロインだったのですが、感染してからがどうにも…
アウトレットモール編でも話の中心にいましたが当の本人がほとんど喋らず原作と違って暴力シーンも減っているので印象が薄くなりがち。
最も、原作自体もどちらかといえば藪さんがヒロインぽかったのでこれは仕方なしですよねぇ…

伊浦
これはかなり残念でした。
伊浦といえば非常にインテリジェンスな頭脳の持ち主で、物腰も柔らかいですが
その実、本音を裏で溜め込み権力の保持に力を注いでいる恐るべき男でした。
サンゴに主導権をとられた後も彼に対してクソむかついていようともそれを決して表に出さず表面上は従っていました。

…が映画版では単なる小悪党、しかもサンゴにあっさり裏を取られるマヌケっぷり。
更にその報復で、彼らを嵌めてスッキリするとかはっきりいってガキの喧嘩を見ている気分でした。
そのせいでサンゴたちは勿論、上のコミュニティも崩壊することに…

しかも自分に従わない英雄に比呂美を殺すといったりサンゴに対して「ニートが」と毒づく姿は正直かなりみっともなかったです。
しかもサンゴに「今はみんなニートだろ」とご尤もな返しをされてしまいます

唯一評価できるのは、やはり発症シーンでしょうか。
シコシコシーンこそはありませんが原作同様目玉を潰して藪さんに迫りくるのは怖かった。
最も、勝手に単独行動して仲間を減らしてしかも結局感染したと考えたらかなり爆笑ものですが…

英雄とてっこの関係性
原作ファンからするとここが一番もやもやするかも知れません。
原作のてっこは英雄のやることなすこと全てを肯定してくれるまさに理想の彼女でした。
しかし映画版では迫り来る年波におびえ、未だに漫画家で逆転を目指そうとしている英雄に対してキレています。

勿論、そっちの方が「リアル」なんでしょうけど本来のてっこの性格を考えると…うーん。
一応発症前に謝罪の電話を入れていますが…なんだかなぁと言いたくなります(

一部ストーリー・登場人物のカット
原作つき映画の宿命というべきか。
残念ながら樹海編、富士編がほぼカットされています。
それに伴って比呂美の友人達、荒木、来栖の存在もまるまるカット。

一応荒木は、アベという代わりの登場人物がいますが
話の根幹にも関わる来栖がいないというのはちょっと寂しいですね^^;

最も続編を作る予定が無いのなら来栖の存在は無駄に話を広げる邪魔な存在ですけどね…

この辺はゾンビ映画としての精度を上げるための仕方の無い犠牲なのかな、とも感じたり。






こんなものでしょうか。
他にも色々書きたいことはありますが、ほとんどストーリーを書くような感じになってしまうので省略。
もう一度書きますが十分面白いです。

むしろ原作を知らず、一ゾンビ映画として観た方が楽しめるかもしれませんね。

最近のゾンビ作品に飽きた方は是非一度ご視聴を!







            

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