「適度」の原点 嘘喰い 481話 感想

こんな適度では、まだまだ生ぬるい。
ネタバレ注意










門倉さんVS銅寺さん。
両者とも作中で屈指の実力者なのは今までの活躍で証明済み。
そんな二人の、おそらく二度と見れないであろう戦い。

銅寺さんは反撃の蹴りを食らわせますが門倉さんは両腕でガード。
さらにそこから瞬時に立ち直り、大木すらへし折る超重量級なパンチ。
幸い銅寺さんには当たりませんでしたが、その強力は迷宮にさ迷うミノタウロスを屠ったという肩書きに相応しい威力と言って良いでしょう。

しかしその怪物が死に際に放った一撃が、彼を変えてしまいました。
下手したら命にも関わる大勝負なのに彼の顔はまるで気の抜けた呆け顔。
それなのに、動きに対する反応は銅寺さんよりも遥かに凌駕しています。

あの一撃で門倉さんの何もかもが変わってしまったのは以前にも語られていましたが強さも今までとは段違いのようですね。
なんというか、リミッターが常に外れたような感じ??^^;
過程はどうあれ、弐號立会人という名を背負うに相応しい力を得たようです。

そんな化け物に銅寺さんはあくまで「適度」に挑もうとしますが、やはり門倉さんの瞬発力の上を行くことが出来ません。
門倉さんも彼に「もう十分です」と言い、最後の一撃を与えようとしますが…



そもそもの銅寺さんの「適度」の原点は自身の兄にありました。
その大好きな兄の趣味や服装を何でも真似ましたが、自分がそれをやると嘲笑やいじめの的になってしまいました。

正直ペナント集めは子供の趣味としては奇妙に見えるかも知れませんね…
最も、他の人がやると似合っているのに自分がやるとズレたように見えてしまうのはよくある話ですよね。
ファッションしかり、趣味しかり…
いやぁ僕も(ry

大人の世界だったら周りの人に言われるか、自身が気づいたりして修正されていくものですが
子供は残酷なもので、一つ他の人と違う部分を見せたらそこから徐々にその人間性や容姿までもが否定され
いじめという名の転落が始まってしまいます。
そしてそれは大抵の場合は自身の力だけではどうしようもなかったりしますよね…

勿論、皆が皆変わってる部分があったら拒絶されるとは限りませんが
銅寺さんの場合は嘲笑の的にされ、まさに今人生の転落を迎える寸前まで追い込まれていました。

そんな弟の危機を察した兄は、旅行に行くと称していじめっ子の親の元へ向かいました。
しかし話し合いが拗れたのか向こうが逆上し彼を勢いで殺害
銅寺さんの兄は帰らぬ人に…

その1週間後に銅寺さんが見た夢に兄が現れ、心が折れそうになっていた彼を励ましました。

何が”かっこいい”かは重要じゃない お前が”かっこいい”と思う事をやる事が一番大事なんだ

弟のお前を守る それは俺が自分に課した事だ
 こんな事まだまだ お前を守るには まだまだ 十分とは 言えない…


折れかけた子供の心を救うのにこれ以上の言葉は必要ではないでしょう。
まさに兄貴の覚悟が「言葉」でなく「心」で理解できた彼はその後二度と折れることなく、立会人の道を進むことに…

そしてその銅寺さんが課した適度はまだまだこんなものではありません
自身の適度のために、そして兄の誇りのためにも再び立ち上がり門倉さんの腹に一撃を食らわせました。
これで勝負は五分五分に…


銅寺さんの過去が明らかになった今回。
自分こういう話に本当弱いんですよねぇ…(
助けを求めることも不可能なまま自分の命を絶ってしまう児童が多い中、彼は奇跡のように優しくかっこいい兄を持てて幸せだったでしょうね。

そして門倉さんもその強さに目を見張りますが、見てて何というか少し不安になってきます。
自分自身があのミノタウロスのようにならなければ良いですが…

単純に実力で言えば門倉さんのほうがう上かと思っていましたがこうなればどう転ぶか読めなくなってきますねぇ。

次号に期待!







            

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今週すごくよかった!
立会いをこなしつつもロバートKを生かして本国へ返す甘ちゃん、血をみて興奮する変人、そして変顔やギャグもこなすなど、嘘喰いに欠かせないキャラになってきた銅寺立会人!
が、ここにきて身近な人の死を乗り越えて強く成長するという過去のシリアスな話はずるいですよ……
こうゆう話には弱いんです……
ますます魅力的なキャラになったと私は思います!
おそらく屋形越えには立ち合えないとは思いますが活躍してほしい!

ところで、幼少期は目に縦長の白い模様?みたいなのがありませんでしたね
なにかのフラグか?

No title

銅寺立会人はジョジョでいうと黄金の精神持ちだったんですね
夢に出てきた兄のセリフもカッコよかったです
アバッキオの先輩の警官を思い出します

立会人のエピソードはどれもこれも燃えますね!!!
銅寺さんも門倉さんも好きなキャラだからこの展開は熱いです。
そして全く触れられない課長……

めちゃくちゃ良かったです。
今週読んだ後、ロバートKとのくだりを見返すとあの時とは違った感情を抱きますね。
完全に門倉さんが勝つと思ってましたがどうなるかわからなくなってきました。
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