I am a Hero アイアムアヒーロー 264話(最終話) 感想

ヒーローはひとりっきり。
ネタバレ注意








9年にも及ぶ、英雄の冒険譚も今回で終了。
名残惜しくもあり、様々な意味で読むのが怖い回となっております(
彼はこのサバイバル生活にどのような区切りをつけるのでしょうか?


3分クッキングみたいな解説をつけながら、鉛を鋳造し弾頭を作成する英雄。
そう簡単には作れないのでは、と前回思いましたがかなりあっさり作ることができましたね。
その辺の知識は僕には皆無なので何ともいえないのですが。
最も、最終回でこんなところでページを割かれても…と言うのもありますね(笑)

お手製の弾薬ですが見事に飛び出し坊やの眉間をぶち抜くことに成功。
彼からすれば満足のいく出来では無さそうですが、それでも及第点には到達した模様。

後は標的が来るのを待つだけですがこういう時に限って中々来ないもの。
車の中で銃を構える日々を過ごします。
それにしても最終回になっても一人で寂しく自慰行為を行う主人公ってこの人ぐらいのものなのでは(

そんなある日、負傷した飛び出し坊やに向かって「この世界は夢オチなのでは?」と語りかけます。
うお、とうとうその部分に触れてきたか…
ZQNパニックが発生して以降、おそらくほとんどの読者の脳内を掠めたであろう「夢オチ」の存在。
英雄の妄想癖もいわば、このオチのための伏線と捕らえていた人も多いのではないでしょうか?

ただ、幸い(?)にも彼は過去に戻りたいわけではないのでこのオチも否定されました。
彼女はいるけど仕事場では肩身の狭い日々…確かに何とも言えない環境ですね。

その翌朝。
待ち人…いや鹿がようやく出現。
起きてから一瞬で狙撃できるあたり、銃撃の腕はまだまだ衰えていないようですね。
鹿をおぼろげな記憶で解体してましたが、腹の中から鹿の胎児が。

パニック終結後はどこか開き直った様子で生活しているようにも見えていた英雄ですが
一匹だけでなく、生まれるはずの小さな命も奪ってしまった事実には流石に動揺を隠せていません。
かつて妊婦ZQNを射殺したときも困惑していましたし、その時の感性は残っているようです。
おそらく、今までの生活でもそういった苦労していたのが彼の頭頂部からも伝わってきます。


…今までも、そしてこれからも英雄は一人でたくましく生き延びるのでしょう。
自分自身を救うヒーローとして。

アイアムアヒーロー 完



終わっちゃいましたねぇ。
色々言いたい部分はありますが、話の着地点自体は良かったのではないのでしょうか?
英雄には悪いけど、最終的に彼が一人で生き延びるというのは話のイメージにピッタリだと思います。
最終章はモロアイアムレジェンド感がありましたね(

結局ZQNの目的や発生源、狂巣に毅ZQNやイタリア編で言及されていた女王蜂の存在
比呂美や来栖達の消息(消滅したとは思いますが)、船乗りおじさんの消息

その他もろもろの謎は結局明かされないままでしたねぇ。
色々ヒントとなりそうな描写もありましたが、もうそれも回収されることもありません。

ぶっちゃけ、ZQNが合体し始めた辺りから置いてけぼり感はあったので
全部謎を投げたのはある意味逆にすっきりするかも(笑)
次回作があったら普通に読みます。

とにもかくにも、楽しめた作品であることには違いはありません。
花沢健吾先生、9年間の連載お疲れ様でした!





アイアムアヒーロー 22 (ビッグ コミックス)


            

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とみおか様

長い間
あらすじのUPお疲れ様でした( ´ ▽ ` )

色々謎は丸投げで
??感は残るものの

とみおかさんのおっしゃる通り
英雄の終着点は一人で生き延びていく、
というのは
なんか割としっくり来る気がしました。

宇宙からの攻撃!とか
夢オチ!になったりするよりは

訳のわからないパニックが終わりました、
生き残った人々は強く生きていきます。
で案外スッキリしたかもです(笑

ただ
ヒロミの事だけが何だか寂しいです(涙

英雄が救おうとして銃弾を放ち
ヒロミが傷ついて誤解して

そのまま消滅しまったんだと思うと
ヒロミの存在意義もですが
彼女の心が可哀想だなぁ、って切なくなりました。

どこかで生きていて欲しいなぁ。


No title

色々急に作中時間が進んで2011年の夏が話の最後になったってのには何か意味あるんでしょうかね
あの時期に花沢先生なんかあって、そのイメージがこのラストとか…

第1部か!?

毎回楽しく読まさせて頂きました。
最終章解釈うんぬんより、作者次の作品の構想が沸いてきたのかと思われます。

残り○回とカウントダウンした時点でもう花沢氏の中では終わっていたのだろうと思いました。
早く終わらせたい感が満載でした。

次の作品に早く専念したいようで…(^_^;)

でも
映画化もしているので

そのうち続編的なものも気まぐれに手をつけるかもしれませんね。(本人が描くかわかりませんが)ガンツみたいに。

長崎編・茨城編も楽しみです。

長い間お疲れさまっした。
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